Bike Fridayについて: Bike Fridayの歴史

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全ては、アメリカノースダコタ州、ファーゴの肌寒い平原で始まりました。

1970年代、スポーツバイクブームが起こり、アメリカでも自転車レースが復活します。
その頃、共同創業者のアラン・ショルツは、10代。
16歳のとき、アランは3人の友達と1100マイル(約1,760km)を自力で地元の州を巡るバイクツアーに参加します。
この経験で完全にはまってしまい、両親も彼の情熱を理解し、バイククラブの立ち上げを支援。
ツーリングや自転車レースイベントの領域で重要なポイントとなりました。

17歳のとき、この青くさい起業家はスキーと自転車の店を実家の地階とガレージに開業。
彼は、AI's バイクショップと呼び、のちに名称をダコタノマドに変更します。
この頃、弟のハンズもジュニアレースに参加していて、7歳若いハンズは、自転車の仕事を手伝いつつ、早くからメカニック的才能を見せていました。

ハイクオリティが標準であること。

その後、サイクルウェア、ツーリングバッグ等を作り、バーレイバイクトレーラーを生み出し、いくつかの事業を経て、1992年、アランとハンズは改めてトラベルバイクを展望します。

サイクリングが大好きだという土台の上で、元レーサーたちが熟練したメカニックとしての技術を習得し、アイディアを温め、形にするときが来たのです。

「フィットとパフォーマンス」...これが、バイクフライデーの原点であり、今も受け継がれるテーマです。

ハイクオリティが標準であること。

ワンサイズの自転車に合わせるのではなく、身体にフィットさせる自転車を作ること。

完全なトラベルシステムを提案する自転車を設計すること。

ツーリングを経験したサイクリストは、わかっています。
身体にフィットしたハイパフォーマンスな自転車は、実に均衡がとれていることを。
自転車でフィット感とパフォーマンスが融合し、感触がピタリと合うような体験は、滅多にないかもしれない。
でもバイクフライデーは、その感触を愛し、共有したいと思っています。

また、完全なトラベルシステムとは、自己完結型であって、効率よく安全に自転車を運ぶこと。
具体的には、トラベルケースに自転車をしまってトレーラーで運ぶことです。
自転車とトレーラーをスーツケースに詰め、飛行機に乗り、空港からは自転車とトレーラーを組立てて、そこから走り出すこともできます。

個人に向けたものであること

アランとハンズは、「個人に向けたものであること」を情熱的に考えます。
つまり、ひとり一人のカスタマーと自転車とのマンツーマンの関係を作るビジネススタイルを取るということです。
大量生産からは後退します。
でも、できあがったものを買って終わりではなく、デザインプロセスは、カスタマーから始まるのです。

私たちは、ハンドメイドの折り畳みトラベル自転車をあなたの身体とあなたのスタイルにフィットさせます。
私たちは、あなたとあなたの目標を知ることに時間を費やします。
そして、冒険を味わう自由を与えてくれるバイクフライデーを作ります。

バイクフライデーの名は、ロビンソンクルーソーで名高い忠僕に刺激を受けたもので、初期の協力者によって提案されました。

ベストな自転車を作るために

多くの人々は、社名がバイクフライデーではないことを知りません。
社名はグリーンギアサイクリング社です。
こう名付けたのは、何をどのように作り得るか、資源をいかに使うか、を心に留めるためです。

グリーンギアサイクリング社は、私たちが作る製品、使う材料、製造する過程を選ぶ際には、環境的に優しくあるとすることを約束します。
無駄や有毒性を減らす決意。要求された製品以外、製造ラインの出口にはありません。

バイクフライデーフレームは、クローム・モリブデン鋼を採用しています。トラベルバイクとして、快適性、耐久性、修復性などの理由から、これがベストチョイスだと認識しています。

そして、全てのフレームは、米国オレゴン、ユージーンで製造することにこだわっています。
クロモリパイプは職人によって、ひとつ一つカットされ、溶接され、ろう付けされます。
こうすることで、絶えず調整や改善をすることができ、様々なリクエストにも対応できます。
多くのメーカーが、生産拠点は他国の工場に移している昨今ですが、ベストな自転車を作るために、ベストなやり方であると信じ、強みであると思っています。
そしてこれこそが、無駄のない、環境的に優しいスタイルであると信じています。

サイクリングを愛すること

こうして、引き渡したカスタマーに対し、グリーンギアサイクリング社は、自転車のフレームセットを保証します。

グリーンギアサイクリングあるいは公認されたグリーンギアディーラーから購入したフレームは、フォークを含め、自転車の生涯にわたり、仕上がりおよび材料に責任を負います。

これは、塗装やパウダーコート仕上げをカバーするものではありません。(但し、輸送費用はご負担いただきます。)

バイクフライデーは、サイクリングを愛することから生まれました。
私たちは、現代社会のストレスから逃れ、肺をきれいで新鮮な空気でいっぱいにし、草木の自然なグリーンに囲まれるために自転車に乗ります。

他の人たちと乗ったり、青い空や野生動物たちに触れる経験を大切にします。
サイクリングは、空気がひどく、景色がコンクリート色だけなら、それ程楽しめるものではありません。

目標は、常にサイクリストにとって人生を楽しくすることであり、全ての人、全てのサイクリストがサイクリングや旅行をやり易く、利用し易くするのに必要なハードウエアを提供することです。